北海道移住計画コラム「北夢人」 > 大好きな北海道で農業をするため。

北夢人

若い娘が、単身北海道へ移住
中西さんご家族が住む秩父別町は、JR旭川駅から車で約45分。豊かな自然に恵まれた人口約3千人の田園のまちで、北海道でも有数の米どころとして知られます。中西伴浩さんは、この地の誇り高き米作農家の三代目。24ヘクタールの水田で、北海道米の人気銘柄「きらら397」と「ほしのゆめ」を生産しています。奥さまの亜紀子さんは、生粋の関西人。二人の出会いには、亜紀子さんが小さなころから憧れていた北海道の大自然が、いわばキューピットの役割を果たしました。
亜紀子さんは、高校の卒業文集に「北海道に行って、でっかい人間になる!」と書いたほど、北海道に強い憧れを持っていました。その言葉どおり、高校を卒業後は、北海道十勝地方で酪農研修などを体験。大学卒業後には、『田舎暮らしの本』で紹介されていた秩父別町の空き家を購入し、単身で移り住んだのです。

お風呂がスケートリンクのように凍った!
亜紀子さんが住んだ空き家は、「あんな古い家に住んで大丈夫か」と地域の人が心配するような物件でした。その心配どおり、冬にはお風呂の水がスケートリンクのように凍ったり、水道管が凍って水が出なくなったり、夏にはカエルが家の中にまで入ってきたりして、トラブル続きでした。その度に駆け付けてトラブルを解決してくれたのが、現在のご主人である伴浩さんでした。
「近所の方が、困ったことがあったら、何でも相談しろと紹介してくれたんです」と、亜紀子さん。伴浩さんは、農業に情熱を傾けながら地域の様々な活動に取組み、全道各地の異業種の人たちとの交流もある、地域のリーダー的存在でした。やがて二人は結婚。現在は、5歳の風人(ふうと)君、3歳のののかちゃん、伴浩さんのご両親と、昨年完成した新居で一緒に暮らしています。

日経新聞でYOUトピアカワムラを知る
結婚したとき伴浩さんは、「5年後くらいを目途に家を建てよう」と話していました。実は、亜紀子さんは、不動産会社にお勤めのお父さまに連れられて、子どものころからたくさんの住宅展示場を見て回っていました。「だから、住宅を見る目は肥えていたと思いますよ」と亜紀子さん。二人が考えていた理想の住まいは、自然素材を使い、光がたくさん入って、風通しの良い家。「いくつかのハウスメーカーに、条件を一覧にして見積もりを立ててもらいましたが、あらかじめ予算を伝えてあるのに、はるかに高い見積もりだったりして、誠意が感じられませんでした」。そんなとき、大阪のお父さまが「旭川に良い会社があるらしいよ」と教えてくれたのが、YOUトピアカワムラでした。「父は、日経新聞に紹介されたYOUトピアカワムラさんのインターネットでの家づくりの記事を読んで、これは良い会社だと感じたそうです。旭川の会社なら近いし、まずは行ってみようと、二人で訪れました」。

光にあふれた風通しの良い住まい
「カワムラさんと巡りあって、やっと信頼できる業者さんに出会えたとうれしかったですね」と伴浩さん。その後はとんとん拍子に話がはずみ、二人が理想としていた住まいが、2006年の春に完成しました。どの部屋にも光がさんさんと射し込み、窓を開けるとさわやかな風が吹き抜ける住まい。窓からは四季折々の大雪山連峰の姿が。「たまに大阪の実家に帰っても、すぐにこの家に帰りたくなるんです。ここが私たち家族の大切な居場所。この住まいを拠点に、夫と共に、さらに大きな夢に向かって歩いていきたい」と亜紀子さん。伴浩さんは、「地球温暖化が農業に影響を与えている今、北海道は、やがて世界で唯一の米作と畑作ができる土地になるでしょう。若い人たちが農業に夢を描けるように、僕たちが頑張っていかなければ」と、目をきらきらさせて農業への夢を語ります。風人くんが「将来の夢は、お父ちゃんみたいになること」と話すように、頼もしい父親の姿がそこにありました。


お子様のオモチャも木に拘って

ムク材を使い木の温かさイッパイ
の リビングルーム

田畑の作物の状況を一望できる
2階のフリールーム

とにかく明るく広〜い子供室

「元気が出る色」に拘った外観の
カラーリング