設計部　設計・CAD課　宿谷

私たちは物に触れたときに冷たさや暖かいを感じ取りますが、金属やｺﾝｸﾘｰﾄ

等に触れたときに冷たく感じますがこれは皮膚体温が移っていくからです。

金属やｺﾝｸﾘｰﾄ等は熱伝導率(熱の伝わりやすさ)がとても高く、それに比べて

木は熱伝導率が低い材料になります。金属やｺﾝｸﾘｰﾄ等に比べて木が熱を伝え

にくいのは木の細胞の空気が断熱材の役割をしています。

木材は外気温が室内に伝わりにくく、室内温度を外に逃がしにくい材料にな

ります。

しかし木は腐りやすく、適度な水分・気温等によりカビの発生もありますが

ヒノキ材やヒバ材などを使用することにより防腐効果又は殺菌効果が期待出

来る為土台や構造材等に適している材料があります。

木は樹種により肌触りも良く、ぬくもりや香りもあり精神的にリラックスさ

せストレスを低減させる効果もあります。

木は燃えても有毒ガスの発生は無く、朽ち果てると土に返り地球環境には

とても優しい材料になります。

今回は以上になります。次回をお楽しみに！